マスターカードが2日に発表した調査結果によると、来年6月7日から29日に開催される欧州サッカー連盟(UEFA)主催のUEFA欧州選手権2008(ユーロ2008)で欧州へ21億ドルの経済効果がもたらされるという。マスターカードは1992年からUEFA欧州選手権の公式スポンサーとなっている。
ユーロ2008では欧州16カ国が本大会に出場し、本大会では合計31試合が行われる。今回の開催国はスイスとオーストリアとなっており、4万人の観客が集まることが予測されている。なお、ユーロ2008では英イングランドがクロアチアに敗戦したため、出場資格を失っている。
マスターカードによる報告では、「ユーロ2008開催により、チケット販売、旅行、飲食業、宣伝・スポンサーシップ、広告、および通信回線、新規メディアサービスの売上高上昇が期待される」という。
その経済効果は主催国であるオーストリア、スイスのみならず、欧州全体に波紋するという。前回のポルトガル主催のユーロ2004では欧州全体に12億ドルの経済効果をもたらしたことが調査結果により示されている。
英コベントリー大学スポーツビジネス学研究者のSimon Chadwick氏によると、ユーロ2008の31試合の中でももっとも経済効果が高いと思われる試合は6月9日に開催されるイタリアVSオランダ、6月13日に開催されるオランダVSフランス戦および6月17日に開催されるフランスVSイタリア戦であるという。これら3試合だけでオランダ、イタリア、フランスにおいて8,270万ドルの経済効果が期待されるという。